2010年9月26日(日)にサンクエスト大曲(秋田県大仙市大曲日の出町1-23-3)で行われたSense of Wonder Cup 25th ~legacy~(非公式)のカバレッジです。
Round 1: Sense of Wonder vs. Arak
ほぼ毎月開催しているSense of Wonder Cupの第25回。
今回のレギュレーションはレガシーで参加者は10名。
前日ミラディンの傷跡のプレリリースに参加した方も多い中、こうして足を運んで頂けるのは嬉しい限りだ。
Round1での注目の対戦は、県内ConstructedランキングTOP5に名を連ねる、主催Sense of Wonder氏(以下、Sense氏)、先のGP仙台では初日最終戦で負け、Bye無しからの5-3-1で2日目進出を惜しくも逃した姿が記憶に新しい。
対するは、メタに囚われず独創的なデッキを好んで使うArak氏。
Arak氏はSoWCでは優勝を含め、何度も入賞している。最近ではEDHでの強さが突出しており、駆け引きの難しい多人数戦のEDHにおいて7割近い勝率(1位)を誇っている。
EDH同様の広いカードプールから両者がどの様なデッキを構築して来たのか見物である。
Game1
先手はArak氏、後手のSense氏はマリガンを選択し6枚でのスタート。先手のArak氏は 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》から沼をサーチし、返すSense氏も 《平穏な茂み/Tranquil Thicket》をタップインさせターンを返す。
2ターン目も両者セットランドのみでターンを返し、先に動いたのはArak氏。2枚目の 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》から 《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》を召喚。Sense氏もまだ1/2ながら 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を召喚し、プレッシャーをかける。
3ターン目、Arak氏は 《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》でアタックし、ランダムディスカードは 《田舎の破壊者/Countryside Crusher》。さらに戦線に 《深淵の迫害者/Abyssal Persecutor》を追加し、デメリット付きではあるものの飛行の8点クロックを用意してみせる。
Sense氏は場に 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》が居るとはいえ、まだ2/3。 《不毛の大地/Wasteland》をセットし、2枚目となる 《田舎の破壊者/Countryside Crusher》をプレイしただけでターンを返すしかない。
Arak氏は構わず2体でアタックを宣言、Sense氏のライフを10まで削る(ディスカードは土地)。エンドにSense氏は土地をサイクリングし、 《田舎の破壊者/Countryside Crusher》を4/4とする。
Sense氏のターン、ライブラリートップは 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》でパンプは出来なかったが嬉しい誤算。フェッチランドをセット、起動し 《Bayou》をサーチ、 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を未だ2/3の 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》へ装備し2体でアタック、Arak氏のライフを12とする。 《田舎の破壊者/Countryside Crusher》の能力と 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》のおかげでライフ12点でも既に致死圏内、長引く程不利になるがArak氏はどう動くか…。
6ターン目、Arak氏は 《恐血鬼/Bloodghast》をプレイ、Sense氏のライフが9である為、 《恐血鬼/Bloodghast》に速攻が付いて3体でアタック。 《深淵の迫害者/Abyssal Persecutor》が相手の場に居る為、このアタックによりライフが無くなっても負ける事は無い…が。
受けるSense氏は 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》の能力で 《恐血鬼/Bloodghast》を-1/-1修正しこれを除去。8点受けて残りライフは1。
続くArak氏の 《消耗の儀式/Rite of Consumption》が敗北を退け、勝利を引き寄せた。
Sense of Wonder 0-1 Arak
試合後、Arak氏のデッキを少し教えて貰ったのだが、 《生き埋め/Buried Alive》からの 《恐血鬼/Bloodghast》や 《センギアの従臣/Sengir Autocrat》で 《デルレイッチ/Delraich》や 《死の門の悪魔/Demon of Death’s Gate》を出すデッキらしい。緑もサイドボードにとってあり、デッキには 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》まで潜んでいそうだ。
Game2
Game2は両者マリガンでお互いに6枚スタート。先手のSense氏は 《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》(ディスカード 《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》)から森をセットし、さらに 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》までプレイするロケットスタート。一方、Arak氏は沼をセットするだけでターンを返す。
2ターン目、マリガンの影響もあり、ドローしても手札は3枚のSense氏。ランドセットしターンを返す。
ここでArak氏がセットランドからの 《Hymn to Tourach》!!
手札が2枚しか無いSense氏は、クリーチャーと 《変化の風/Winds of Change》をディスカード。
手札が無いSense氏はライブラリートップに頼るしか無く、3ターン目のドローはデュアルランド。Arak氏は 《恐血鬼/Bloodghast》をプレイ。
Sense氏、4ターン目のドローは 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》、またもセットランドだけでターンを返す。この隙に場を有利にしておきたいArak氏だが、こちらもドローが思わしく無く、 《恐血鬼/Bloodghast》でアタックしただけ。Sense氏、ライフ18
Sense氏、5ターン目のドローはまたも土地。デュアルランドをセット。ここまで土地ばかりだと、 《田舎の破壊者/Countryside Crusher》が出ていれば…と考えてしまう。
Arak氏、 《恐血鬼/Bloodghast》でアタック。ライフ18→16
さすがに何かスペルを引きたいSense氏、6ターン目のドローは!!・・・土地orz
ここでArak氏は 《恐血鬼/Bloodghast》でアタックし、 《暗黒の儀式/Dark Ritual》から、 《センギアの従臣/Sengir Autocrat》経由で 《死の門の悪魔/Demon of Death’s Gate》!!!
場に13点クロックが生まれ、ライフは14、手札は0。Sense氏は静かに、憎らしく並んだ土地を片付けた。
Sense of Wonder 0-2 Arak
Round 1: Sense of Wonder vs. Arak
ほぼ毎月開催しているSense of Wonder Cupの第25回。
今回のレギュレーションはレガシーで参加者は10名。
前日ミラディンの傷跡のプレリリースに参加した方も多い中、こうして足を運んで頂けるのは嬉しい限りだ。
Round1での注目の対戦は、県内ConstructedランキングTOP5に名を連ねる、主催Sense of Wonder氏(以下、Sense氏)、先のGP仙台では初日最終戦で負け、Bye無しからの5-3-1で2日目進出を惜しくも逃した姿が記憶に新しい。
対するは、メタに囚われず独創的なデッキを好んで使うArak氏。
Arak氏はSoWCでは優勝を含め、何度も入賞している。最近ではEDHでの強さが突出しており、駆け引きの難しい多人数戦のEDHにおいて7割近い勝率(1位)を誇っている。
EDH同様の広いカードプールから両者がどの様なデッキを構築して来たのか見物である。
Game1
先手はArak氏、後手のSense氏はマリガンを選択し6枚でのスタート。先手のArak氏は 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》から沼をサーチし、返すSense氏も 《平穏な茂み/Tranquil Thicket》をタップインさせターンを返す。
2ターン目も両者セットランドのみでターンを返し、先に動いたのはArak氏。2枚目の 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》から 《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》を召喚。Sense氏もまだ1/2ながら 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を召喚し、プレッシャーをかける。
3ターン目、Arak氏は 《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》でアタックし、ランダムディスカードは 《田舎の破壊者/Countryside Crusher》。さらに戦線に 《深淵の迫害者/Abyssal Persecutor》を追加し、デメリット付きではあるものの飛行の8点クロックを用意してみせる。
Sense氏は場に 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》が居るとはいえ、まだ2/3。 《不毛の大地/Wasteland》をセットし、2枚目となる 《田舎の破壊者/Countryside Crusher》をプレイしただけでターンを返すしかない。
Arak氏は構わず2体でアタックを宣言、Sense氏のライフを10まで削る(ディスカードは土地)。エンドにSense氏は土地をサイクリングし、 《田舎の破壊者/Countryside Crusher》を4/4とする。
Sense氏のターン、ライブラリートップは 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》でパンプは出来なかったが嬉しい誤算。フェッチランドをセット、起動し 《Bayou》をサーチ、 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を未だ2/3の 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》へ装備し2体でアタック、Arak氏のライフを12とする。 《田舎の破壊者/Countryside Crusher》の能力と 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》のおかげでライフ12点でも既に致死圏内、長引く程不利になるがArak氏はどう動くか…。
6ターン目、Arak氏は 《恐血鬼/Bloodghast》をプレイ、Sense氏のライフが9である為、 《恐血鬼/Bloodghast》に速攻が付いて3体でアタック。 《深淵の迫害者/Abyssal Persecutor》が相手の場に居る為、このアタックによりライフが無くなっても負ける事は無い…が。
受けるSense氏は 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》の能力で 《恐血鬼/Bloodghast》を-1/-1修正しこれを除去。8点受けて残りライフは1。
続くArak氏の 《消耗の儀式/Rite of Consumption》が敗北を退け、勝利を引き寄せた。
Sense of Wonder 0-1 Arak
試合後、Arak氏のデッキを少し教えて貰ったのだが、 《生き埋め/Buried Alive》からの 《恐血鬼/Bloodghast》や 《センギアの従臣/Sengir Autocrat》で 《デルレイッチ/Delraich》や 《死の門の悪魔/Demon of Death’s Gate》を出すデッキらしい。緑もサイドボードにとってあり、デッキには 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》まで潜んでいそうだ。
Game2
Game2は両者マリガンでお互いに6枚スタート。先手のSense氏は 《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》(ディスカード 《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》)から森をセットし、さらに 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》までプレイするロケットスタート。一方、Arak氏は沼をセットするだけでターンを返す。
2ターン目、マリガンの影響もあり、ドローしても手札は3枚のSense氏。ランドセットしターンを返す。
ここでArak氏がセットランドからの 《Hymn to Tourach》!!
手札が2枚しか無いSense氏は、クリーチャーと 《変化の風/Winds of Change》をディスカード。
手札が無いSense氏はライブラリートップに頼るしか無く、3ターン目のドローはデュアルランド。Arak氏は 《恐血鬼/Bloodghast》をプレイ。
Sense氏、4ターン目のドローは 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》、またもセットランドだけでターンを返す。この隙に場を有利にしておきたいArak氏だが、こちらもドローが思わしく無く、 《恐血鬼/Bloodghast》でアタックしただけ。Sense氏、ライフ18
Sense氏、5ターン目のドローはまたも土地。デュアルランドをセット。ここまで土地ばかりだと、 《田舎の破壊者/Countryside Crusher》が出ていれば…と考えてしまう。
Arak氏、 《恐血鬼/Bloodghast》でアタック。ライフ18→16
さすがに何かスペルを引きたいSense氏、6ターン目のドローは!!・・・土地orz
ここでArak氏は 《恐血鬼/Bloodghast》でアタックし、 《暗黒の儀式/Dark Ritual》から、 《センギアの従臣/Sengir Autocrat》経由で 《死の門の悪魔/Demon of Death’s Gate》!!!
場に13点クロックが生まれ、ライフは14、手札は0。Sense氏は静かに、憎らしく並んだ土地を片付けた。
Sense of Wonder 0-2 Arak
コメント
俺、土地しか引いてないね。
これからもよろしく。
10月2日にミラディンの傷跡のパックを開封するので
「べ、別にパックを空けてあげてもいいんだからね!!」
とお考えでしたら、ご一報ください。
決勝の分は今しばらくお待ち下さい。
今回カードを調べる所から始まって、3時間程で書けたので4時間もあれば…
次の次の休みが6、7日なのでそのぐらいには。
次の休み?2日ですが何か?^^